たまりば

多摩のコミュニティビジネス 多摩のコミュニティビジネス三鷹市 三鷹市

プロフィール
いのいの
いのいの
三鷹のファイナンシャルプランナー、いのいのです。
只今、社会的企業の開業準備中です。
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
< 2024年04月 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

2011年08月11日

それでも新興国に投資する

やはりというか円高、ってよりはドル安の動きは変わらないですね。
相場を張ってる個人投資家の友人などは
ここ数週間で大きく上下に動いたブレ相場に乗れたとのこと。
感謝の言葉だけじゃなくて奢ってもらわねば・・・
いやもとい、たくさん消費して貰わねば。

ただ、格下げを食らったとはいえ欧州の懸念が大きいので
なんだかんだ言っても米国債は買われてます。
買われてるうちは金利の急騰はないしドル高に向かうエネルギーも起きません。
ドル安円高局面にあるうちは日本国内物価の急騰や金利上昇も小康状態なのでしょう。

だから新興国の通貨や債券に投資する。
そんな方もまだまだ多いし商品も相次いで出てきてます。

確かにじわじわいくなら中南米、東南アジア、中欧などは魅力ですよね。
ドル安、っていうよりこんどは円高がさらに進行してしまえば
内国企業の海外移転が進むことも言われてます。東南アジア圏でしょうね・・。


ただ、もともとパイの小さな市場に、ギュウギュウ状態です。

最悪なのは、この均衡状態が崩れて、欧州&米国の債券暴落なんかの事態になると
一気に金利が跳ね上がってしまいます。株価も一時は同時に一段安になるかもしれません。
その過程の中で今度はドルが(短期金利とかで)買われるようになって、ドル高(円安)が進み、
日本の経済再建が進んでいなければ深刻な景気低迷下での物価上昇が襲うシナリオを予測する人もいます。


そういうパニックの中で、真っ先に、しかも悲惨なほどに叩き売られるのがリスク資産です。
新興国投資、長期的にジワジワ行くならポジションを増やしたいところだと思います。
真逆ですが短期でもいいのかも。
でも、近い将来はいったんポジションを減らしておくのがよいような気もしてます。

何に投資するにしても持ちっぱなしは禁物。
分散するにしてもリバランスは昔以上に不可欠だと思います。


知人から、南米の同国通貨建てDD(ディープディスカウント)国債を検討してると相談を受けました。
個人的には割引債やDD債はお勧めなのですが、償還が10年後。
しかも発行体は、ヘッジ取引等でもよく名前の出る欧米の投資銀行・・・。
あえて名前を伏せなくてもモロバレですが、ワールドカップや五輪のさらに5年後の償還・・・。
利回りは悪くないのでさすがに元本割れの可能性は低いと思いますが、
体よく、投資銀行が為替で一儲け、っていう構図がミエミエですよね(苦笑)
いったいなんのための資金調達なのかもよくわからないのですし。


とかいっても、何も動かず、にもリスクはあります。
最悪のインフレ、もっとひどいスタグフレーション(大げさかな)。
こまめに時期を分けて、少額ずつ、がセオリーなのでしょうね・・・。


友人にも、色気を抑えて、主力の老後資金でなく10年後の旅行資金程度までで
「当たればマチュピチュ旅行」「外れれば箱根あたりに3泊4日」
までに抑えれば?と言っておきました。  






  • 同じカテゴリー(FP的)の記事画像
    番外2  資産の枯渇を回避する
    番外  ちょっとセミナーのご案内
    厚生年金の夫婦分割受給案について考える
    ラストマネー 愛の値段
    渋谷で夕方にマネーのお勉強!
    なでしこFPサロン
    同じカテゴリー(FP的)の記事
     番外2  資産の枯渇を回避する (2012-01-23 02:44)
     番外  ちょっとセミナーのご案内 (2012-01-16 18:37)
     FPフォーラム立川 (2011-11-03 04:53)
     厚生年金の夫婦分割受給案について考える (2011-10-03 03:16)
     ラストマネー 死亡保険金受取人についての考察(訂正) (2011-09-17 16:15)
     ラストマネー 死亡保険金受取人についての考察 (2011-09-14 14:55)
    Posted by いのいの at 14:50│Comments(0)FP的
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
    削除
    それでも新興国に投資する
      コメント(0)