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三鷹のファイナンシャルプランナー、いのいのです。
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2011年08月03日

円高のどこがいけない?!

いきなり反感を買いそうな言い出しです。
もちろん、「良い円高=日本を高く評価して世界が日本買いを進める」

ではなく、ドルが売られる相対的な結果なので、手放しで喜べる状態ではありません。
それより、一定レンジの均衡の外にはみ出してしまう状況は円高、円安いずれの場合も、
投機の相場を張っている人以外は、経済的にそうそう好ましい状況ではないでしょう。


長らく都市伝説のように語られていた、「米国債の一時デフォルト懸念」は、
ここ最近、一斉にあちこちで報道されてました。
(たぶん、それはもう大丈夫との合意のもとで報道規制が解かれたからと思ってましたが・・)
そして大方の予想通り、この懸念はひとまず収束しましたが、
市場はそれをとっくに折り込み済みで、今は米国債の格下げ懸念でのドル売り。

ただし、日本による為替介入(円売り介入)の可能性が公式見解されて少しドルは持ち直してます。

為替介入の時期も、妙なのだか早々なのか、相変わらずわかりませんね・・・。
少なくとも原因がはっきりしているのだから、それが白黒ついてからでもよいと思うし、
ややもすると75円割れを公認しているようで、なんか裏の意図までがみえない。


もうしばらくは、円高方向への可能性もまだまだあるとは思います。
投機で(投機は今や立派な運用手法なので否定しません)相場を張ってる人は、
ここで無理に意地を張らないでおくのが無難だと思いますが、
そうでない、私たちは、円高のメリットも楽しみたいものです。
長期で休暇が取れるのであれば旅行もいいし、買い物もいいですよね!
何をのんきな! と怒られそうですが、為替の歴史的かつマクロ的な動きにあがらうことすらムリ。

お金は使うためにあるものなんですから、タイミングを見計らって楽しく有意義に使いたいものです。
貯蓄や運用というのは、今使う代わりに計画的に使わないでとっておいて将来使うための手段です。
手段に過ぎないのに、それが大本命の目的になってしまうから苦しくなる・・・。
いずれ、お金というのは使うためにことは変わらないのです。

また、来年、再来年のことなんて、アナリスト等の専門家でも平気で大外れしてます
(毎年の新年の新聞での予測をみれば、大外れなのは言うまでもありませんね)。
どうせ、わからないのなら、「なんか円高の今がチャンス」と思って、外貨を使えば気分いいもんです。
「俺はここぞとばかりに旅行に行った、とかこれを買った」なんてのも自己満足に浸れてよいですね。

運用等の相談でも、「いま、外貨投資をするチャンスですか?」というのをよく受けますが、

「やったらいいのでは?」 ですよね。それしか答えようがない。
でも、基本は、「あり金すべてを使って一気にお金をはたいてはダメ!」 
今年よりも来年、あるいは将来はもっと円高になってるかもわからない。そうでないかもわからない。

お金は小出しに活用し、今年投資する分だけの金額に留めておきましょう。
来年さらに円高になっていれば投資できる額が増えたと喜べばいいし、
逆なら逆で、過去は振り返らずにその先はどうか?とまた、来年可能な投資額だけに留めるべきです。
分散投資のつもりで外貨投資するはずなのに、一獲千金のチャンスを狙うのは矛盾です。



とにかく、円高=ただちに経済にとってはマイナス  ではありません。
プラスの要素もあります。むしろある一面では経済効果が高い という見方すらもあります。
機を見るに敏な企業は、まさにこの好機に攻めの経営に動いています。
国も、裏では資源などの備蓄にも邁進してるでしょうね。当然。
一般的な家計にとってみれば、プラス要素のほうが大きいともいえます。


大きな経済の流れには逆らうことも、懸念を唱えるだけの行為も無意味です。
それにうまく乗って、楽しむのがいい。
警鐘を鳴らすだけの人も好きにはなれません。

FPが何言ってる? とお叱りを受けそうですが、

予測はブレる ことを前提に、毎年毎年大まかな予測を立てながら、
その中で、今年一年安心して使い切れるお金の額のめどを立てて、
そのめどを立てた金額の範囲内で、毎年楽しく充実して安心にお金を使える。
金額の多寡は問題ではありません。また、毎年自由に使えるお金の額も変わるかもしれません。
でも、その 「目処」 が立っていることが安心なのであり、思い切って使えるものだと思います。

こういう方向に、なるべく持っていけるようお手伝いするのがFPだと、私は思います。
ご高齢の方に対しても、収入が不安定な方に対しても、もちろん普通に働いている方に対しても、
「今年1年はこれだけ使っても大丈夫!(金額の多寡ではありません)」
「使いみちは自由でいいですよ!!」
「来年ももう一度目処を立ててみましょう」
と応じるようにしています。 幾分、不安は軽くなってもらっているようです。  

企業と同じく、あるいは企業よりももっと深刻に、
ゴーイングコンサーン をやっていかねばならないのが、個人の家計です。

楽しみ、ゆとり、安心 は不可欠だと思えるのです。

お気楽とも思えるかもしれませんが、人はたとえどういう環境になったって生活せねばなりません。
ならば、以前よりは激動ともいえるこの時代、その激動の程を毎年毎年少しでも楽しめるように
なりたいものですよね。お金のかかるものだけじゃなく。

今年は、省電と円高の夏を、創意工夫で楽しんでみませんか?
 
かくいう私は、今年は時間的に無理そうなので、1年後か2年後の長期旅行に備えた外貨準備を
コツコツ増やしていきます。生活もなるべく涼しい早朝を楽しみ、いまは2駅程度ですが、
3~4駅範囲は自転車での活動領域にしようと画策中です!


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