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三鷹のファイナンシャルプランナー、いのいのです。
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Posted by たまりば運営事務局 at

2011年07月11日

あなたなら何に投資する?一人のFPとしては・・・・

先日、七夕の日に行いました、イブニング・マネー塾(渋谷)第1回は、
おかげさまで盛況のうちに終了しました!
講師の川上壮太さんの人柄ですね!とても暖かい私塾のような雰囲気でした♪
このセミナー、毎月開催していく予定です。
いろいろな方に学びに来て頂きたいな、って思います。

さて、その際に講師から皆さんに質問し、ご参加頂いた方に意見を言ってもらってました。
(うん、こういう感じ、イイです!)

Q1あなたなら、今ある資産を何で運用しますか?何に投資しますか?
 (国内外の預貯金・株式・債券・投信・不動産・金等の現物資産・etc・・・)
Q2あなたがもし大金を持っていたら、国内のどんな会社のオーナーになりたいですか?


さて、いかがでしょう?
意見はとってもわかれてましたねー。もちろんです。
会場にはFPの方もいましたが、やはりいろんな意見が・・そりゃそうですよね!

アナリストやエコノミスト等の金融のプロでも将来の予測は誰にも読めないので
正解は先にならないと実はわかりません。
面白いことに、いま、アメリカ・欧州・中国・その他新興国・そして日本の今後について、
実力ある著名人の方が、まったく真っ向から見通しがわかれてますよね!


大切なことは、自分の選んだものは自分なりの理由をもっておくこと。
その理由が、「あれ?違うかも?」と思った時は、サッと回収できるようにウオッチも必要。
理由付けができないとか、よくわからない時は、情報収集してから臨むこと。

これは、色々な専門家の方が言われている必須の条件です。
私は、ご相談を受ける際には、もうひとつ加えます。

「やりたい気持ちに押されてるならまずはやってみたら?でも、最初は極端なくらい少額でね?
 成功したら、来年か再来年の家族旅行はグレードが上がるけど、失敗したら旅行ナシね。程度で。」

そう、長期に渡って保有し続ける投資は、それが長くなるほど機会リスクは高まります。
長期投資って、とても難しいものだと思います。 だって先々になるほど予想はブレますしね。
だから、1~2年程度の中短期視野で、何かの目的のために投資をして、
その成否でその目的がどんな成果になったのか、
(例に他意はないですが、旅行ならペルー10日間なのか、熱海or秩父に1泊2日なのか? とか)
を、ちゃんと結果として出すことを繰り返しながら、少しずつ練習するしかないんです。
できればそれはマイホーム資金やお子さんの教育費のように重要なものではなく、
ましてやぶっつけ本番で老後資金目的でなく、
1回の外食や旅行なんかのレベルから始めて、次第に車や家電などスパンの長いものへ徐々に広げるなどし、
できれば時に大きな失敗などを繰り返しながら、ステップを踏むのがよいと思っています。


だって、何に使うものなのか、特に使う目的を定めずに投資を始めてしまったら、
損切のタイミングはできないですよね? 教科書通りに何パーセント落ちたら損切?

ムリムリ!  そんなのできない。 塩漬けのまま持ち続けて、あとは運を天任せ、ってことになります。

それより、期間1年等の「何のための投資」と決めて、1年後には換金する。
その結果に応じてその目的を果たす を繰り返しながら、
少しずつ運用期間や運用資金や運用目的を大きくしていかなきゃ、怖いです。


もう少ししたら書きたいと思いますが、
新興国通貨建債券型の毎月分配型ファンドよりは、遥かにまた遥かにマシですが、最近巷で評判の
ブラジルレアル建社債(厳密にはディープディスカウント債) 償還は2020年より先など
は、ちょっとうがってみるのがよいかもですよね・・・。
なぜ、社債の発行体は、わざわざレアルで発行するのかとか。
レアルベースでは2倍以上の資金を償還させる必要があるので、
10年程度で調達した資金を2倍超に増やせる公算を持っているのか とか
5、6年先にレアルが高騰したところで売って、あとか空売りで儲ける採算をとってんじゃない?とか。
これこそ、将来にならないとわかりませんがね・・・。

だからこそ、10年後の旅行が世界一周クルーズになるか伊東に2泊3日になるか、
どっちに転んでも、確たる自信を持てないうちは「ま、いいか。仕方ない。これはこれで楽しもう」
から始めてみるべきだと思うのです。
投資に一攫千金を狙うのは、ベテランギャンブラーでないと・・・・


私は常々、セミナーなんかで、自分の老後資金の運用方法を公言してます。
でも、毎年毎年、微妙に変えてますので、遠い先にその選択が失敗していたら、
その年に満期が来るものは悲惨な目にあって、その年は質素にいかなきゃならないかも・・・。
でも、一度に大量投資してないので、機会(投資時期と換金時期)の分散はある程度図られます。

ダウンサイドリスクをできるだけ軽減する最後の方法は機会の分散だと思います。
資産の分散は、少なくとも(今の世の)先進国と新興国の分散、
対象資産(少なくとも株式、債券、不動産、商品)の分散は必須ですので、
数にすると相当になります(それだけ、1対象への投資額は少額に・・)

それもひとつの方法ですが、それよりは、毎年投資する先を、ある程度資産分散したうえで、
機会の分散を図るのが、将来の大きな失態を回避しうる方法のひとつではないかと思ってます。




すっかり長くなりました!
最初のクエスチョンへの私なりの答えですが、

Q1については、
今年現在、私が信じてる、ある投資商品に、去年からの積立額で無理のない範囲で投資。
そして今は、いつまでも(生涯までとはいかないまでも)、定期的な収入を得るために、
私自身に投資しようと思います(あ、ちょっと卑怯ですね 笑!)

Q2については、
こっちはちょっと難しいですね・・・・ 「もし?」ならなので。
でも、会社のオーナーになるのだとしたら、短期売却はしたくないですよね?
超短期でその会社の株式が一気に高騰するようなものより、
一生かけて家賃収入のように、安定したオーナー向け収益を与えてくれるような仕事をしている会社。

食糧、水、資源、エネルギー、いろいろ候補はあると思いますが・・・
私なら、「美容と健康」の研究を日夜おこなっていて、良いものを提供していける会社かな?
だって、ヒトの命と、実はそれに近いくらい美に対する欲求は飽くなきものですよね?
(私、化粧品会社の社員が社会人のルーツなので・・・・笑)
いつまでも、美しくありたい! もちろん健康でいたい!
その形容は様々ですが、でもそれは女性はもちろん、今は男でも飽くなき欲求なのです!
某SとかKとかのオーナーの一員になりたいな。。。(私のルーツは某Nですけどね♪)


考えてみれば、事業そのものに対する投資って、まだまだ少ないですよね?
ソフトバンクのメガソーラー目的の社債発行とかはわかりやすいですが、
それでも社債になるとそれだけじゃ済まなくなる。
小さなファンドとか、私募債とかでは、近いものがありますが、
もっとわかりやすく、その会社自体じゃなくて、将来に向けた事業そのものにサポーターとして
投資できるファンドも、今後はもっと増えても良いんじゃないかな??













 






  

  • Posted by いのいの at 03:19Comments(0)FP的