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三鷹のファイナンシャルプランナー、いのいのです。
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2011年11月17日

あと3回  部下の幸せのために上司はいる

すべからく社員の幸せのために会社がある。
そして、部下の幸せのために上司がいる。

誰がみてもいたってあたりまえのことです。
でも、現実ではない会社が多いのだと感じます。

そんな会社にお勤めの方や、部下なる方の話を聞くと
憤りを通り越し、憂いとか憐みすら感じてしまいます。
仮にも上司と呼ばれる方とは、会社とは、
そこで懸命に働く部下(社員)から尊ばれている存在でしょうか?

ただ、憐みを覚えるのは当の上司や経営者に対して。
経営者やら大株主(オーナー)の顔色をうかがってたりしてるのが
ありありとわかってしまうから。


会社のステークホルダーは様々です。
株主、顧客、社員・・・。
経営者はそのすべてに心を砕かねばなりません。
でも、株主は、なんだかんだと、
顧客満足度が高く、魅力的な経営をしている会社であれば将来に期待するものです。
もちろん利潤がついてこなければ話になりません。
が、究極にはそれは高い顧客満足度と、
活き活きとした社風によってもたらされるものだと思います。
会社にとってのユーザーに直接当たるのは社員。
やはり回り巡って、まず会社は社員を見るべきなんじゃないかと思うわけです。



そして、やはり人は、会社に育ててもらうわけなのです。



・・・実は、私、FPになる前、大学を卒業して最初に入った会社は、
化粧品のノエビアという会社です(全然、FPとは関係ない訳です 笑)。
あの当時は、超がつくほど売り手市場で、内定の数を何社も持っていて、
会社説明会に出るだけで、
たかだか明学というブランドでも万単位のお金を貰えた時代でした。
今夜はあの会社から接待の食事会、明日は別の会社、なんて時代でした。
だから私は、サークル関係で好きだった「海」に浸れる、というだけの理由で
ノエビアを選んだもんです(苦笑)
でも、入社するや一気にバブルははじけ、
能天気に入社した、数の多い我々世代は、一気に使い物にならない扱い・・。


人生とはうまくできているもので、就職に苦労した時代の世代の方よりも、
簡単に内定をごまんととった世代ほど入った後は「甘ちゃん」を砕かれるもんなのです。


ノエビアという会社ではカウンセリング営業とか、美容技術とか
組織販売ゆえの動機付けのやり方とかセミナーとか研修講師とか、
いろいろ特訓されたわけなのですが、結構、上司には泣かされたもんです。

「そんなんで、人前で話す資格の微塵すらない」とかメタくそに言われたり。

でも、

最初の上司のI支店長には(仕事の上ではボロクソに言葉はきつかったけど)、
色々かわいがってもらいました。今でも有難いことに年賀状を頂戴します。

一番、仕事上で泣かされたのは女性のYチーフ(Y主任の奥様)。
もう、それこそチヤホヤとそれまでの人生を過ごしてきた私にとっては
研修講師のロープレとかで、人生で一番、どん底に落とされるような辛らつな言葉も受けました。
笑ってしまうのですが、深夜に1人で港まで営業車を乗り付けて
ワンワン泣いた日も、もう数えきれないくらい(笑)
それでも休みの日に、たぶんあまりしていないだろう家庭料理も振る舞って頂きました。
(あとから聞いた話では、普段料理を作らないので、カレーを作った鍋を洗えず、
 数日間もベランダで放置して、あげくにそのたびに鍋を捨ててたとか・・・・。)

先輩方の研修講師ぶりや営業実績の素晴らしさと裏腹に自分の無力を思い知らされてるだけに、
そして家庭料理に飢えてるだけに、うって変わって休暇の日にとても優しかったのが嬉しかった。

その少し後の、I支店長やTチーフにも、たくさんいろんなことを教えて頂きました。
特に社外、勤務外、休日に一緒に遊びに行ったり。。。
I支店長などは都心から来た方で、最初はドライな感じがして反発もしましたが
実はとても暖かい方で、今では大好きな方の一人です。

その後の、転勤先のT支店長も、何かにつけ飲み屋に連れ出され、
わけのわからない話を聞かされましたが(笑)、
人としての「Tさん」自身を思い切りぶつけてくる、
そんな、とても暖かい方でした。


みんな、社会人としての私を育ててくれた方々ですが、

中でも一番長い時間、関わってくださった、M支店長は一生忘れることはできません。
風邪をひいて休暇を取った時には、一人ふらっと顔をみに来てくれたり、
誰にも言えず、仕事で行き詰まっていた時には、何気にそれを察して飲みに連れ出して、
「最近、どうや?」 とか言ってさりげなくフォローしてくれたり・・・
後で両親から聞いた話では、
地元から離れて遠い地で働く私の実家に、
折に触れて、手書きで手紙を近況として両親に送って下さったり
(良いこと1/3、手厳しいこと2/3でしたが 苦笑)
そのM支店長、歌はお世辞にもあまり上手くはありませんでしたが、
今でも時々、よく歌われていた 村下孝蔵さんの 「踊り子」 を聞くと、
自然に涙がでてしまいます。



あの頃、大学時代をバブル時期で育った私たちは、
本当に不出来であまったれな社会人で、
たかが体調不良で会社を休んでる時に、
わざわざ自宅まで勤務中に様子を見に来る支店長が正直いって、
多少はうざとく感じてました。
でも、たしかに、そんなことをしてくれる人はその後はいなかった。
そして確かに、人間として育ててくれていた期間だったのだと、今では確信をしています。


そんな方々は、今でもノエビアに在籍されていると聞きます。
自分もそのままあの会社にいて、
同じようなことを後輩や部下にやってあげれたらと、
心がどこか過去におかれる思いがないことはありません。


でも、今はその環境にはありません。
色々な会社にお勤めになられる方々が、私のお客様です。
その会社で働かれている恩恵をなるべく引っ張り出しつつ、
おひとりおひとりのライフプランをご支援するのが今の自分の仕事です。



「個々の時代」が声高々に言われる昨今です。
それでも、厳しくとも自分は会社に育ててもらっている。
会社は、社員を育てている。

そんな機会に触れると、
たとえ自分の利益にならなくても、
究極までお勤めの会社の福利厚生や諸制度を実感して頂くよう努めます。


会社は、そう、冷たいものじゃない。
良いこと知ったよ。ありがとう。
会社を盛り立てている一人に、自分もいる、って思って頑張らなきゃね!

そういう言葉をご相談者から頂くと、
もう、それで胸がいっぱいで、帰りの電車は大変なもんです(笑)


日本のこと、

GDP成長率、人口動態、政府債務、国際収支、社会保障制度、放射能、自然災害等々
悲観的な材料を挙げる人の根拠は理解します。 
実際、すべてこれからの50年間の日本では、データ的に概ね悲観的な材料が存在します。

ただ、私たちの大半はニッポンでこれからも生きていかねばならないのです。
どうせなら、“ニッポンで明るく生きる” ことを志向したい。


同業のFPの中には悲観的なことを言う方も少なくはありません。
「財産は国外に避難させるのが賢い」とか。


そういう論調で、私自身もセミナーをすることは少なくはありません。
選択肢のひとつ、財産の分散管理の一環として。


でも、やはり私たちはニッポンで生きていくのですから
できるだけ前向きな材料を探していきたい。


そして、私自身もそうである個人事業主の方々はもちろんなのですが、
大多数を占める会社員の方々に、明るい材料を探し出していきたいと思います。


  かつて、この国の会社は、そこで働く社員の幸せのために存在してました。
  そして、上司とは部下の幸せの実現のためにいました。
  社員は、だからこそ懸命に会社に尽くしてこられました。
  そういう、この時代に世界に誇れる日本的経営を、
  この世界的に混迷した中では、確固として必要なのだろうと思います。
   














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    この記事へのコメント
    夏に代ゼミで講習受けたものです
    試験の結果が駄目で少々気落ちしておりましたが、井上先生のブログで力が又わいてきました
    専業主婦を10年その後未体験の金融にパートで入りもうすぐ10年になります
    書きたい思いは山ほどありますが  全て言い訳 自己弁護なってしまいそうなのでかきません
    また1月の試験がんばります
    Posted by かたぎり at 2011年11月19日 12:16
    かたぎりさん
    コメントありがとうございます。

    ・・・そうだったのですか。
    でも、超えるべき壁が高いほど
    超えた時の景色も違うと思います。
    努力された労が全く報われないことは
    どんな場合でもないと思いますが、
    形のある成果を出すために、
    意図して努力し続けることのできる方も多くはないと思います。

    良い結果を生むべくして生んだ、と
    堂々と感じられる少数の方であるよう
    この2ヵ月をお過ごし下さい。
    朗報を祈念しております!
    Posted by いのいのいのいの at 2011年11月20日 15:44
    ありがとうございます
    必ず朗報をお届けできるよう、
    進んでいきたいと切に思います。
    Posted by かたぎり at 2011年11月20日 21:39
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