2011年06月10日
オリックスリビングのシニアレジデンス見学
9日(木)に、オリックスリビングの経営する、
「プラテシア&グッドタイムリビング千葉みなと」に見学に行ってきた。
プラテシアはシニアレジデンス(シニアマンション)的なイメージだけど、
高専賃としての位置づけ。
一方、グッドタイムリビングは住宅型有料老人ホームに位置づけられる。
今回もメンバーとして参加している「高齢期のお金を考える会」
http://homepage3.nifty.com/senior-money/index.html
主催の見学会だったけど、今回は12名ほどの大人数!
(沖縄や鹿児島からいらしたFPの方や、会のお客様も参加)。
3時間ほど4名ほどのスタッフの方に親切に案内頂いた。
(ありがとうございます!食事も美味しかった)
ボク自身も今回でこういった見学は5つめくらい。
そのうち、オリックスリビングのは芝浦に次いで2回目。
ハード面では流石に文句なく素晴らしい。
価格も、もちろん安くはないけど芝浦に比べると
全く雲の上の金額というわけではない。
もともとオリックスリビングのコンセプトは、
サスティナブルタウン(永続的に成長する街)というものらしく、
街の中でいろんな世代の方が住み替え等をおこないながらずっと住み続けられる、
らしい。だから、芝浦などはファミリー層のマンション等も近隣や上層階に存在している。
介護サービスについても、楽しい暮らしを送れるようホスピタリティを重視しているという。
スタッフの対応も、最低限の3:1(要介護者3人に1人)ではなく、2:1に設定されている。
統一したイメージは、マンションというよりホテルに近いだろう。
そう、ホテル!!
最近、高齢期の住まいを自分的なテーマにしていて、
意識的にセミナーも、そのような内容を増やしている。
単に自宅を改修→必要に応じて介護施設に移る、ほど問題は甘くない。
会のセミナー等にこられるお客様など、本当にもっと深いところまで考えている方が実に多い。
キーポイントは、
・要介護状態になった際の住み替えにかかるコスト
・そこが終の棲家となるか
と感じている。
自宅から老人ホーム等に住まいを移しても、
さらに介護度が重くなると、もう一回の住み替えが必要になるケースが多い。
その際には再び入居時に一時金が必要になる場合もある。
そのコストに再びどれほど必要になるのか?
そして終末期に病院に移ることを望まないのであれば、
そこで看取ってもらうわけだが、最低限の医療サービスとターミナルケアが
どれだけ充実しているかに注目している。
そういう意味では、(そもそも全体的な水準は高いのだが)
プラテシア→グッドタイムリビング への住み替えにかかるギャップは
相対的に低いようにも感じる。
元気なうちからグッドタイムリビングに入るという選択肢もあるかもしれない。
それにしても・・・
高齢時の住まいにかかる問題、選択って本当に難しい・・・。
まだまだ自分的な有力カードをみつけるには相当の時間がかかりそう・・。